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ハチ公が毎日、渋谷駅に通った本当の理由
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ハチ公が毎日、渋谷駅に通った本当の理由


 ハチ公といえば日本で最も有名な犬である。時は大正。帝国大学(現東京大学)農学部の上野教授を毎日渋谷駅まで迎えに 来ていたが、上野教授が亡くなっても毎日渋谷駅まで通いつめたという感動のストーリーだ。
 ところが実はこれ、何度も脚色され続け、創られた物語だったのだ。
 実際のハチ公は名前をハチ号と呼ばれていた。
 当時は、つないでいる犬よりも野良犬や野良猫が多く見かけられた時代である。 そこかしこで、野良犬、野良猫が歩き回っていたのだ。
 ハチ号は事実、毎日のように渋谷駅に行っていた。勿論、主人である上野教授を迎えに来ていたのであるが、 これはどうやら初めのうちだけある。ではなぜ毎日渋谷駅に行っていたのか?
 これは、ハチ号が亡くなった昭和10年に明らかになる。






ハチ号の亡骸は剥製にされ上野科学博物館に渡された。 その際、ハチ号のお腹の中から出てきたものが『 やきとりの串 』。
 当時の渋谷駅周辺には多くのやきとり屋が並んでいた。
ハチ号は上野教授の弟子に毎日やきとり屋に連れて行かれ、 やきとりを食べていたのだ。上野教授がイスに腰掛けたまま亡くなったのが大正14年。 その後、上野邸で植木職人をしていた小林菊三郎に渡されてもハチ号は渋谷駅に、やきとりのおこぼれを貰いに 毎日通っていたわけだ。
 それを見た日本犬保存会の斉藤氏が「主人を待っている」と勘違いし、新聞社に投稿したため全国に広まった。 そしてその出来すぎた話に感動した全国の人々の基金により銅像が建設されたわけだ。





『 やきとり 』を貰いに通った7年間、

ハチ号は今も渋谷の前にいる。




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