【向日葵ララバイ】(仮)


 × × × × ×

【向日葵ララバイ こいびと編】

 × × × × ×
#バイト終わり

 男:(カバンをしょいながら)じゃお疲れ様でした!
 A:お疲れっしたー
 B:あっセンパイ、
   俺ら河野さん上がったらメシ行くんですけど
   一緒にどうっすか
 男:あー、いやあ、俺はいいよ。誘ってくれてありがと
 C:彼女のお迎え?毎日大変でしょ、偉いよねえ
 男:いやーそんなんじゃないんすよ。
   じゃ、失礼しまーす

 B:センパイの彼女さんって何すか?ワガママとか?
 A:お前しらねーのか。
   いろいろ大変なんだよあの人は。

 × × × × ×
#帰路

<キョドキョドしながら歩いている皐月。
 それに声をかける男>

 男:さーつき!
皐月:……まことくんー(笑顔になる)
真琴:もー、待ち合わせ場所から動いたら
   待ち合わせになんないよ。
   今日はどうだった?「そらいろホーム」
皐月:あのねー、写真立て、作った。
真琴:写真立てかぁ

<仕事終わりの皐月を拾い帰路につく二人>

皐月:水色のには雲と虹つけた。お空だよ。
   黄色いのはクリームとイチゴつけて
   ケーキみたいにしたの。
   休憩の前に3つ作って、休憩のあとは4個作った。
真琴:へえ、頑張ったね。
皐月:うん!あのね、あー、真琴くん、あのね、
   一個は自分で持って帰っていいって
   平野しゅにんが言ったからね、一個あるよ。
   (少し不安そうに)真琴くん、ひまわりすきだよね?
真琴:うん、花の中ではひまわりが好きだよ
皐月:(笑顔)よかった!いっぱい作ったんだけどね、
   どれもらうかなって考えて、
   男の子だから星とかロケットとかの
   カッコいいのにしようか迷ったんだけど
   前にひまわり好きって言ってたから

<荷物の中から写真立てを取り出す皐月。
 まあまあ凝っていて売り物として良くできている。
 真琴は優しく微笑む。>

真琴:じゃ帰ったら写真いれて飾ろう。
   頑張って作ったね。よくできてる。お疲れ様。
皐月:真琴くん!真琴くんもお仕事おつかれさま!

<にっこり微笑んで腕に抱きつく皐月。手は恋人つなぎ。>

 × × × × ×
#卵焼き

<朝、外出の準備をしている二人。
 ストッキングかタイツの類が一人で履けずに皐月もたつき
 ついに真琴を呼ぶ。>

皐月:真琴くーん、手伝ってー
真琴:んー?ああ。
   えっとー、いい?こういうのはね、こういう部分を
   さきにくしゃくしゃって短く持ってからね、
   足を入れて……ん?違うよ、そうじゃなくて
皐月:おねがーい
真琴:さっちゃん……もー(困り顔)
   ……いつかは自分でできるようになってね。
皐月:はぁい!

<真琴、ストッキングをはかせてやる。皐月は上機嫌。>

<朝食。食卓に皿を並べながらエプロンを外す真琴。
 時折こぼす皐月に優しく「気をつけてね」と忠告する。
 皐月を見つめる真琴の肩ごしに、皐月の笑顔。>

皐月:真琴くんほんとお料理上手ー!
真琴:ハハハ
皐月:わたしのね、弟もお料理上手なんだよー。
   ひろくんっていうんだけど、いい子なんだあ。
   お母さんの卵焼きもおいしいけど
   甘い卵焼きが好きだなってわたしが言ったらね、
   がんばって作ってくれたんだよ!
   真琴くんの卵焼きもひろくんのと同じでおいしい!
真琴:へえ。弟くんは今どうしてるのかな
皐月:んーと、ひろくんは高校生だから、
   お母さんたちといっしょに住んでると思う
真琴:そっか。……皐月は弟くん好きかい?
皐月:うん!大好き!
   でもいちばん好きなのは真琴くんだけどねー!
真琴:ハハハ。ありがと


<忘れ物がないか玄関で確認し、家を出ようとすると、
 皐月から「いってきますのキス」のおねだり。
 真琴、すこしためらってから、手の甲にキス。
 皐月は「もーちがうでしょ」と笑いながら家を出る。>

 × × × × ×

【戻る】


2style.net